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花見には行けずじまい

今年は何故か花粉症が酷かった。

『エーデルヴァイス』はプレイしていると時々動作が怪しくなるのでストップ。序盤は話がなかなか動かず焦らされはするものの、主人公が好みだったので楽しく読んでいたんだけどなあ。一見くどい文章も、大正時代のお嬢様たちの世界の言語なんだと思わせてくれる不思議な酩酊感があるし、くどさも含めての一種の芸術品じみた雰囲気がある。シナリオはミステリとして見ると引きが弱いけど、そんなことより主人公の史絵のキャラクタがいいので彼女を眺めているだけで楽しい。しかし元々システムが貧弱なところに立ち絵が表示されたりされなかったり、マップ移動画面でテキストウィンドウが出てそのまま新しいエピソードに入るとテキストウィンドウが二重に重なったりしてテキストが見づらくなる、といった現象が多発するようになってきたので中断せざるを得なくなった。おかしいな前作の『ファムファタール』はちゃんとプレイできたのに。って PC を新しくしてプレイ環境が変わったからこうなってるんか……?

次は積んでいた『メビウスライン』に手を付けたんだけど、こちらは挫折。とにかく主人公が合わぬ。エロゲや乙女ゲーなら主人公が合わなくてもまだ耐えられると思うが、ボーイズラブでは厳しい。あと難解漢字が多用された文章を読むだけで疲れてしまった。数年前なら頑張れたかもしれないけど、ゲーム体力が衰えてきている今の私には無理だなあ。文字にボールドがかかっていて読みにくいのも辛い。……と、不満が大量に積みあがってしまったのでリタイア。プレイしている間に考えていたことが「千家と館林は何故セックスしないの?」とか「千家×館林とか館林×千家はないの?」だった時点で私向けじゃなかったんでしょう。『シニシカ』と似たよーな感想になってしまった……。

『獅子戦争』は無事クリア。後味が悪いと評判のエンディングだけど、私はあれは収まるところに収まったというか、一番自然な形の結末だと思える。それとゴルゴラルダ処刑場のシーンは今プレイしても本当に素晴らしい。むしろ大人になった今だからこそガフガリオンの台詞も理解できてしまう。それでもあそこで「今さら疑うものか! 私はお前を信じる!」と断言したアグリアスの高潔な精神が眩しい。二度目のプレイで内容は知っていたのに鳥肌が立ってしまった。あ、オルランドゥは遠慮せず出陣させました。スマホアプリ版だと文字くっきりしていて画面が綺麗なのがいいですねえ。

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4/1にガチの発表は紛らわしい

というわけで瀬戸口廉也氏の新作が出るようです。もうゲームのシナリオを手掛けるのは引退したと思ってたんだけど瀬戸口名義で復活するらしく、いやあこれは嬉しい。オバイブの方でも瀬戸口シナリオで新作の企画があるらしいし小説も新作を出す方向で動いているみたいだしでどーした何があった。ただオバイブのほうは、私がバンドものと相性が悪いこともあって『キラ☆キラ』と同系統の作品なら見送ることになりそう。でも代表があの方なんで恐らくはまたバンド系かなあ。こればかりは例え奈良原氏がシナリオを担当したとしても躊躇するくらいなのでどうしようもない。自分が恨めしいヽ(`Д´)ノ

『FGO』は明治維新イベントが始まったのでのんびりやってます。今回でノッブが好きになった。本能寺の時点で好きだったけど明治維新で更に惚れた。ああいう普段はアホっぽいように見えて実は有能、てなタイプに弱いんだよなあ。聖杯を捧げたい子がまた増えていく……。巷で大人気の信勝くんはあのあざとさがいいっすね。「少し歪んだ執着心を持つ系の姉弟」属性のある友人が信勝くんに悶え狂っていて見ていて面白すぎるので、そういう意味でも彼の今後の活躍に期待しています。他には三寒四温で体調を崩しがちでゲームが進んだり進まなかったりだけど『獅子戦争』と『エーデルヴァイス』をまったりプレイ中。『獅子戦争』は再プレイだけどやっぱりこれは名作だな、と改めて実感中。

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百花百狼 ~戦国忍法帖~

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百花百狼 ~戦国忍法帖~

一言で表するなら、コンパクトに纏まっている優等生な乙女ゲー。

展開は面白いしプロットが好みなルートもあったけど、描写が淡々としているから数日後には内容を忘れそう。そうした作風が作品の武器に繋がることもあるし『百花百狼』も敢えてこういう作品として舵を取っているんだと思うが、「この世でいちばん哀しい戦いが始まる」というキャッチコピーとは嚙み合っていない。正直、茶番じみた空気もあった。まあ実際茶番なんだけど、茶番の残酷さを演出するならみっちり描いてくれたほうが物語にも奥行きが出てきちんと盛り上がったんじゃないかな。

序盤は任務のために仲間と京に向かうんだけど、遊びに来ているわけじゃないのに遠足気分で大丈夫なのかと不安になったり(初任務だった槐は緊張しているせいか大人しくしていたのが良かった)、料理があまり出来ないお嬢様が女中として潜入するのは大丈夫なのかと不安になったり、疑心暗鬼に陥っている人間に確かな身元を証明するのに蝶治郎の詳細不明な紹介状だけで大丈夫なのかと不安になったり、忍びを信用していない玄以の信頼を得るためにも証拠になる予告状が必要なのに予告状の写しだけで大丈夫かなのかと不安になったりもしたけど、まあ大丈夫だった。ここらへんは結構ガバガバで笑った。でもこの序盤の軽い空気は後半で落として落差を演出するためなんだろうと察しはつくし案の定だったけど、あまり効いてない気が……。何しろ中盤以降も淡々と描写されるから劇的になってくれない。更に驚きの展開も殆どなく先が読めるので、カタルシスもあまりない。だから短いシナリオなのになんかこー単調で、ちょっとダレたところもある。

それでもフルコンプ出来たのはいいところもあったからで、まずキャラクタが良かった。特に半蔵と家康が魅力的。蝶治郎と五右衛門もいいなあ。蝶治郎、半蔵、五右衛門が並ぶとテンションが上がった。正直、槐と各攻略対象の恋愛よりこの年長三人組と家康の過去話が読みたかったくらいだ。それと文章が読みやすい。でもこの読みやすさが話の呆気なさにも繋がっているところもありそう。

特筆すべきは立ち絵。差分枚数が潤沢で、戦闘シーンでも演出に気合が入っていた。たまにシュールな構図になる時があるのもご愛敬。目パチ口パクも標準装備だけど、これは私にはいらなかったなあ。それと槐の立ち絵が表示される時もあるが、他の乙女ゲーをやっている時とプレイ感覚は変わらなかった。主人公の立ち絵があってもなくても然程違いを感じない。もっと「主人公の立ち絵があるのは最高だなウヒョー!」的なテンションになると思ってたんだけどな。重要な告白が交わされる場面や甘いシーンでは槐は立ち絵がなくフェイスウィンドウのみで、攻略対象が画面に向かって会話が展開していくという従来の乙女ゲー仕様だからだろうけど、どうせならそこも立ち絵で徹底して欲しかった。

音楽は良かった。サントラ欲しいな。それと『百花百狼』は低音が多く、聞いていて心地良かった。ツダケンは元より低音が多いけど、特に鳥海氏やグリリバはいつもより低音で素晴らしい。演技は言うまでもなくド安定。サブキャラクタも豪華な配役で驚いた。

システムはバックログから遡れないのが不便。それと選択肢を全部選ばないと回想が埋まらない仕様で、私は基本的に回想をあまり見返すことがないから気になるほどでもなかったけど、それでもちょーっと厄介なシステムではある。ただそれぞれの選択肢を選んだ時の展開差分は濃い。だいたい選択肢は二つなのでパターンも二つしかないが、その内容が二言三言で終わらない。この辺りは丁寧に作ってあるなあ。

良くも悪くも優等生な作りで、私の性癖を突いてきそうなポテンシャルを感じさせつつもそれは十全に発揮されないまま終わったけど、キャラクタは良かったしなんだかんだで楽しかった。私が好きなのは即退学になるレベルの問題児な作品なのでこうも優等生だと物足りなさは残るが、半額セールで買ったことを思えばちょうどいい塩梅だったかなと。

花粉症は滅んでいただきたい

『FGO』の本能寺でマタハリの魅了にしょっちゅうかかるマーリンと、一方でほとんどかからない隣の巌窟王の図。アヴェンジャーのクラススキルによるデメリットでマーリンがかかりやすくなってるだけなんだけど、何度もこの光景を見せられるうちにこんなところにもキャラクタが出ているように思えてきて面白かったので撮った。

本能寺イベントももう終盤だけど、今回は普段はあまり連れ歩かない子を連れてって遊べるのが楽しかったなあ。マーリンも巌窟王もマシュもイベントがないとほぼ留守番だったけど、やっぱりここぞという場面で出陣させると強いですね(といってもこのパーティだと時間がかかるので今は編成を変えてしまったけど)。それと最近になってようやくぐだおが好きになれてきた。実はぐだーずのビジュアルはあまり好みじゃなかったので今までピンと来なかったんだけど、本能寺イベントあたりから愛着が湧いてきたらしい。なんだかんだで毎日見てる顔だもんな……。ぐだ子も機会があれば使ってみようかな。

ゲームは『百花百狼』を進めて今は四人目を攻略中。今のところ一番好きなキャラクタは半蔵。でも半蔵はあまり恋愛描写が見たいとは思わないタイプなので、ぶっちゃけ複雑。いやまあ乙女ゲーをやってて何言ってんだテメーとか言われたらぐうの音も出ないけど、でもそういうところも含めて楽しんでいるのでこれはフルコンプ出来そう。十三支で得られたような熱はないけど、やっぱり RED 作品は肌に合っているのかもしれない?

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近況

パソコンが壊れた。唐突に。なのでプレイしていた『ルムナン』も止まってしまい、その上『ルムナン』が思った以上に刺さらず、一度止まったゲームの再開が私には難しい場合が多くこのままで終わってしまいそうな気がしたので途中感想投下。スマホから書いてるのであまり長文は書けないけど一応。ちなみに A ED と、あとひとつ ED を見たけどどのエンディングだったか忘れてしまい、確認できないので不明。

良かったのは序盤の短いやり取りだけで主役二人がいかに仲良しかがよくわかる点。会話の空気から親友なんだなあと思えた。だからこそ結末にはピンと来なかった。描写は丁寧だけど、こんな短期間で関係が歪むかなあ? 女装させられた誠二を見た時の大地の「誠二を抱ける」というモノローグで思わず真顔になった。肉体を壊すか男としての沽券を壊すか友情を壊すか人間としての尊厳を壊すか、という切り口自体は面白かったんだけど、私の中に違和感を残したまま ED に到達してしまったのが……。

それと私は「親友」という真っ当な関係が元々ツボじゃない。自分が過去にハマった関係性を振り返ってみると、親友キャラ同士でカップリングさせようと思ったことがあまりない。友情と恋の狭間で揺れ動く男同士の関係に萌えを見い出せない。だから刺さらない。彼らの性行為を見て「もっと見たい」という欲求も沸かず、短いしすぐ終わるらしいのにグダグダプレイしていたのもそういう理由からでしょう。ただ、主役の二人が親友同士であることはプレイ前からわかっていたことで、私にはツボじゃないんだろうな、てのも察していた。それでも面白い読み物であれば楽しめるんじゃないかと思って購入したんだけど、どうも最近は「萌え」というファクターがないとゲームが続かないらしい。シナリオのいい良作であっても刺さらないとモチベを保てない。以前はツボじゃなくてもシナリオが良ければ最後までプレイできたんだけどな……。恐らく去年に性癖に刺さる作品やキャラクタに何度か会ったことで私自身が変わってしまったのかな、とも思うけど。去年はそれくらい劇的だった。私のゲーム人生でトップに刻まれるレベル。

絵はもうすばらしー。『夏ノ鎖』の頃から好きな原画家だったけど『ルムナン』でもすばらしいお仕事をされていて、一度クリアした後はギャラリーを何度も見返したくらい。そいや『ルムナン』は『夏ノ鎖』の BL 版といっていい作品だなという印象も受けた。

結局、ハマれなかった理由はタイミングによるところが大きい。あと刺さらなかったことは刺さらないだろうとわかっていて買ったのは私の自己責任だし、そもそも好みの問題なので『ルムナン』がダメな作品というわけでも当然ない。むしろ良作ではあるんじゃないかな。二つ目のパラグラフで書いた「違和感」についても最後までやれば解消されるのかもしれない。でも新しい PC が到着した時に再開するかどうかは正直怪しい。

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